設立趣意



1913年6月14日、この世に生を受けた大江宏は、昭和という激動の時代の中、建築の新たな未来とあるべき日本の伝統のかたちを目指し、独り建築をつくり続けた。

同時に、法政大学建築学科の礎を築き、明日の建築を背負う若者に向けて、建築の本質を説いた。
その思想「アーキテクトマインド」は、現在も法政建築の教育の根幹を成している。

2013年は、大江宏生誕百年の年にあたる。


生誕百年の節目を機会とし、いま再び、大江宏とは誰か、を考えてみたい。


2013年2月8日 大江宏研究会